情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)のおすすめテキスト
これまでに応用情報技術者試験や情報技術者試験の高度試験を受験してきた方の中には、ご自身に合った参考書の選び方や勉強方法を身に付けている方もいると思います。ですが、初めて高度試験を受験する方や自分の勉強方法に悩んでいる方など、どのテキストを使用すれば良いかわからない方も多いと思います。そういった方のご参考までに、僕が実際に情報処理安全確保支援士試験の独学で受かった際に使用したテキストを紹介させていただきます。
試験内容が随時更新されるため、僕が使用したテキストの最新版を紹介しています。
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2025年版
定番書として支持されているこのテキストは、情報処理安全確保支援士試験の出題範囲を網羅しており、図解なども使用してわかりやすく丁寧に解説されているので基礎項目から最新傾向問題まで効率的に学ぶことができます。また、過去問題を中心とした演習問題も丁寧な解説とともに掲載されており、効率的に合格に必要な知識を身に付けることができる点もおすすめです。特典として、過去試験22回分の問題と解答・解説もWebでダウンロード可能です。
僕の場合は、このテキストを読み込むだけでも十分合格を目指せそうでしたが、社会人になってからの受験でまとまった勉強時間が取れなかったため、持ち運べる参考書として次に紹介するようなテキストを追加で購入しました。
要点早わかり情報処理安全確保支援士ポケット攻略本
僕が実際に購入したものは「ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士」のシリーズでしたが2017年の刊行を最後に発刊が止まっていたため、同じコンセプトのテキストを中身を確認したうえで紹介させていただきます。
このテキストはB6判で持ち運びができて手軽に利用できるため、社会人でも通勤時間や休憩時間に活用することができます。中身についても、合格に必要な重要事項に絞って短くまとめてあり、つまずきやすいポイントもわかりやすく解説してあるので、通勤・通学などのスキマ時間に短時間で試験対策を行いたい人におすすめです。
そして、受験本番前の総仕上げとして次のような問題集で足りない部分や理解が低い内容を洗い出して苦手な部分が残らないように対策を行いました。
令和04年【春期】情報処理安全確保支援士パーフェクトラーニング過去問題集
このテキストは、本のタイトルの通り「令和04年」の刊行を最後に発刊が止まっています。
過去問題と解答だけでなく、丁寧な解説も年度別に掲載されており、試験を1回ずつ体験して学習できるようになっています。解答用紙のサンプルが付いているので本番のような解答練習も行えます。タイマーなどを使用して試験本番での時間配分なども体験しながら対策を行いたい方におすすめです。
ただ、発刊が止まってから数年経過しているため、やはり内容が少し古くなってきています。このため、最新のテキストとして、中身を確認したうえで次のテキストをおすすめさせていただきます。
2025 情報処理安全確保支援士 総仕上げ問題集
第１部は分野別のWeb確認テストとなっていますが、第２部では過去問題の解答・解説と出題分析が記載されています。正解だけでなく間違い選択肢についても解説されていて効率的に学習が可能です。ダウンロードコンテンツを含めると直近10期分の過去問題の解答・解説が収録されていて、解答シートもダウンロードできるので試験本番のように解答する感覚が身に付けられます。さらに、最終チェックとして第３部では実力診断テストで足りない部分がないか確認できます。
このテキストで、うやむやな部分を残さないようにして試験本番に臨みましょう。
情報処理安全確保支援士試験を実施している情報処理推進機構(IPA)の公式サイトでも過去問題のPDFをダウンロードできます。ただし、問題と正解のみで解説はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？今回は、僕が実際に情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)に独学で合格した際、使用したテキストを紹介させていただきました。
ただ、テキストの好みは人によって様々で、デザインなどによってモチベーションも変わってくると思うのでお近くの本屋さんやネットショップの試し読みなどで、実際に見比べてみて「コレだ！」と思うものを使ってみるのも良いと思います！
是非、お気に入りのテキストを見つけて気持ち良く試験に合格しましょう！
